つくば市民が筑波山の次に大切な自然と思っている洞峰公園は、1980年に研究学園都市の基幹公園として造られました。
江戸時代より筑波地域の農業の要であった洞峰沼を中心に、研究学園都市建設前の景色や動植物を可能な限り残しながら、市民が各種のスポーツや散歩を楽しむ傍ら、地域の自然に触れる環境を目指して設計されました。今も、年間80種を超える野鳥に出会える公園であり、370種を超える植物と270種を超える昆虫が生育・生息しています。もちろん両生類や爬虫類・哺乳類もひっそりと生息しています。
ペデストリアンデッキを介して洞峰公園と繋がっているまつぼっくり公園と二の宮公園の植物も大変ユニークです。二の宮公園はキンランが群生する公園であり、まつぼっくり公園には貴重な松林と里地里山を象徴する花々がひっそりと咲きます。
学園都市建設から約45年の時を経て、洞峰公園をはじめとしてつくば市街地の公園に生息・生育する動植物の多様性とそれらを育む環境の価値が国から認められました。
この価値を次世代に受け継いでいく活動を多くの方々と分かち・紡いで生きたと考えています。
詳細はつくば市のプレスリリースをご覧ください。➡プレスリリース
2分でわかる洞峰公園の生物多様性(動画) |